部署ごとに発注表の様式が違い、購買担当が月末に一つへまとめている場合、列名や品目表記の違いを直すだけで時間がかかります。承認前の依頼や取消分が混じることもあります。
共通の発注番号と状態を持ち、入力形式を可能な範囲でそろえると、集約と納期確認を自動化しやすくなります。
発注番号、部署、取引先、品目、数量、単価、納期、状態を共通列へできれば、複数ファイルを統合できます。承認前・取消・変更版を区別し、最新の有効な明細だけを集計します。
共通化したい発注明細
見積依頼と正式発注を混ぜないことが重要です。
- 発注番号・明細番号
- 部署・申請者・承認者
- 取引先コード・品目コード
- 数量・単位・単価・金額
- 希望納期・回答納期
- 申請中・承認済み・発注済み・取消の状態
版と状態を追える発注データにする
同じ発注番号を修正した場合、旧版を削除せず版番号と有効フラグを持たせます。最新行だけ集計しつつ、変更履歴を追える形にします。
品目名だけでは同じ商品を判別しにくいため、品目コードや規格を使います。単位違いも数量集計へ影響します。
- 1各部署の形式を共通列へ変換する
列名、状態、単位をそろえます。
- 2有効な最新版を選ぶ
承認・取消・変更版を判定します。
- 3取引先・品目・納期別に集計する
金額だけでなく未納や納期超過も確認します。
入力様式を統一できるかが分かれ目
社内様式を変更できるなら、共通テンプレートまたはフォームへ寄せるのが最も安定します。既存形式を残す場合はPower Queryで形式別変換を用意します。
| 方法 | 向いている場面 | 確認したい点 |
|---|---|---|
| 共通テンプレート | 社内で様式を統一できる | 入力規則と状態管理を設ける |
| Power Query | 既存の複数様式を統合 | 未知の形式を検知する |
| 購買システム | 承認・発注・検収まで管理 | Excel集計との重複を避ける |
PDFからExcelへの取込で確認しておきたいこと
現在の発注表を並べ、共通項目と各部署だけの項目を分けます。
- 発注番号と版番号を持つ
- 申請中と発注済みを分ける
- 品目・取引先コードを使う
- 取消行を削除せず状態で残す
CSVの取込・整形を相談するときに伝えること
部署ごとの正常ファイルと、変更・取消がある発注を用意します。
- 各部署の発注データ
- 共通化する列とコードマスター
- 承認・変更・取消の状態
- 集計対象にする版のルール
- 完成する購買一覧と納期表
CSVの取込・整形をプロに任せる目安
- 部署ごとの様式が大きく違う
- 変更版・取消・分納が多い
- 取引先・品目マスターとの照合が必要
- 承認や購買システム移行も検討したい
CSVの取込・整形で確認しておきたいこと
同じ発注の旧版と新版を両方合計すると、発注額が二重になります。
- 発注番号なしで行を連結する
- 申請中を正式発注として集計する
- 単位違いを同じ数量として合計する
- 取消行を削除して履歴を失う
CSVの取込・整形で確認しておきたいこと
部署ごとに列が違ってもまとめられますか?
共通列への対応表を作れば可能です。必須列がない形式は要確認にします。
変更した発注はどう扱いますか?
版番号と有効状態を持ち、最新の承認済みだけを集計します。
発注書の作成も同時にできますか?
一覧から帳票を作れますが、承認済みデータだけを対象にします。